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パパママ必見!絵本選びや読み聞かせに役立つ優良サイト10選

こんにちは!「絵本のサイトbooks100」の編集長です。

「子どもにどんな絵本を読んであげたらいいんだろう?」
「この絵本、うちの子は気に入ってくれるかな?」
「どうせなら、子どもの成長に役立つ良い絵本を選びたい!」

子育て中のパパやママなら、誰もが一度はこんな風に悩んだことがあるのではないでしょうか。本屋さんや図書館には星の数ほどの絵本があふれていて、その中から「わが子にとって最高の一冊」を見つけ出すのは、本当に大変な作業ですよね。

インターネットで検索すればたくさんの情報が出てきますが、中には個人の感想だけだったり、情報が古かったりするものも…。大切な子どもに贈るものだからこそ、「信頼できる情報」を参考にしたいものです。

そこでこの記事では、「絵本選び」や「子どもの読書活動」に本気で向き合いたいパパやママのために、心から信頼できる、権威性の高い「優良サイト」だけを10個厳選してご紹介します。

公的な図書館のサイトから、日本最大の絵本レビューサイト、そしてあの名作を生み出した老舗出版社まで。これらのサイトを知っておくだけで、あなたの「絵本選び」が格段にレベルアップし、もっと深く、もっと楽しくなるはずです。ぜひ、ブックマークしてご活用ください!

まずはココから!絵本情報のポータルサイト

「とにかくたくさんの絵本情報や、他のママの感想が知りたい!」というときに、真っ先にチェックすべき「情報の入り口」となるサイトです。

絵本ナビ

「絵本ナビ」は、日本最大級の絵本情報・通販サイトです。このサイトの最大の強みは、なんといってもその圧倒的な情報量と、実際に絵本を読んだパパやママたちからの「生の声(レビュー)」が充実している点にあります。

▼「絵本ナビ」の具体的な活用法

1. 気になる絵本の「みんなの感想」をチェック
本屋さんで表紙が気になった絵本や、人からおすすめされた絵本があったら、まずは「絵本ナビ」で検索してみてください。「〇歳の子どもに読みました」「こんな反応でした」といった具体的なレビューが多数掲載されているため、購入する前に、わが子に合いそうかどうかを判断する貴重な材料になります。

2. 「年齢別」や「テーマ別」で探す
「2歳の子どもが喜ぶ絵本は?」「寝る前に読む、おだやかな絵本を探している」といった具体的なニーズがある場合、「年齢別」や「テーマ別」の検索機能が非常に役立ちます。ランキング形式でも紹介されているため、今人気のある絵本をすぐに知ることができます。

3. 「試し読み」で中身を確認
多くの絵本で「試し読み」機能が提供されており、数ページ(時には全ページ!)をオンラインで読むことができます。「絵のタッチが好きか」「文字量はどれくらいか」を事前に確認できるのは、失敗しない絵本選びにおいて非常に重要です。

絵本選びの「羅針盤」として、まず最初にブックマークしておくべきサイトと言えるでしょう。

「絵本ナビ」でレビューや試し読みをチェックする

信頼度No.1!公的機関・専門団体

「専門家の意見が聞きたい」「教育的な観点からの情報が欲しい」というときに頼りになる、国や専門機関のサイトです。情報の正確さと信頼性は抜群です。

国立国会図書館 国際子ども図書館

「国際子ども図書館」は、東京都の上野公園にある、日本で唯一の国立の子ども専門図書館です。その公式サイトは、まさに「絵本や児童書の巨大なデータベース」そのものです。

▼「国際子ども図書館」サイトの具体的な活用法

1. 「子どものため」の蔵書検索(OPAC)
「こんなテーマの絵本はないかな?」と調べたい時、ここの蔵書検索は非常に強力です。国内外の膨大な児童書データを検索できます。少し専門的ですが、「昔読んだあの絵本の正式なタイトルが知りたい」といったマニアックな調査にも使えます。

2. オンライン展示会やイベント情報
サイト上では、過去に開催された「子どもの本に関する展示会」のコンテンツが公開されていることがあります。「世界の絵本の歴史」や「特定の作家の特集」など、大人が読んでも非常に興味深い、質の高い情報を得ることができます。子どもの「知」の世界を広げるヒントが満載です。

「絵本を文化や学術的な側面から深く知りたい」と思ったときに、これ以上信頼できる情報源はありません。

「国際子ども図書館」の公式サイトはこちら

文部科学省(子供の読書活動推進)

こちらは、日本の教育や科学技術を司る「文部科学省」が運営する、子どもの読書活動を推進するための公式ページです。国のトップ機関が「なぜ読書が大切なのか」を発信している、非常に重要な情報源です。

▼「文科省」サイトの具体的な活用法

1. 「子どもの読書活動推進」の意義を知る
「なぜ、子どもに本を読ませる必要があるの?」という根本的な疑問に対して、国が公式の見解を示しています。読書が子どもの発達や学びにどのような良い影響を与えるのか、その「根拠」を知ることができます。パパやママが読書の大切さを再確認するために、一度は目を通しておきたいページです。

2. 公式の取り組みやデータを知る
「子ども読書の日(4月23日)」の取り組みや、全国の学校・地域での読書推進活動の事例、子どもの読書状況に関する統計データなどが公開されています。社会全体としての子育てや教育のトレンドを知る上でも役立ちます。

少し硬い内容も含まれますが、子どもの教育に真剣なパパ・ママにとって、最も確かな「拠り所」となる情報源です。

「文部科学省」子供の読書活動推進ページはこちら

JBBY (日本国際児童図書評議会)

「JBBY(ジェイビービーワイ)」は、「子どもの本を通して、国際的な相互理解を深め、平和に貢献する」ことを目指す、民間の非営利団体です。世界の優れた児童書を日本に紹介したり、日本の優れた本を世界に発信したりする活動をしています。

▼「JBBY」サイトの具体的な活用法

1. 「IBBYオナーリスト」をチェックする
JBBYが推薦する「IBBYオナーリスト」(国際アンデルセン賞の選考と同時に選ばれる優良図書リスト)に選ばれた日本の作品を知ることができます。「世界に誇る日本の絵本」を知る、またとない機会になります。

2. 「おすすめ!世界の子どもの本」を見る
JBBYが選定した、翻訳絵本や児童書のリストが公開されています。「日本の絵本はたくさん読んだけど、海外の優れた作品も知りたい」という、一歩進んだ絵本選びをしたい方におすすめです。多様な文化に触れるきっかけになります。

グローバルな視点で絵本を選びたいときに、非常に頼りになる専門サイトです。

「JBBY」の公式サイトはこちら

あの名作はここから!大手・老舗出版社

いつの時代も色あせない「名作」を生み出し続けている、日本の代表的な絵本出版社です。各社の公式サイトを見ることで、その出版社の「絵本づくりへの想い」や「カラー」を知ることができます。

福音館書店

『ぐりとぐら』『はじめてのおつかい』『だるまちゃん』『いやいやえん』…。世代を超えて愛される、日本の「王道」とも言える名作絵本を数多く世に送り出してきた、老舗中の老舗です。「月刊絵本」という形で、毎月新しい物語を届けるスタイルも特徴的です。

▼「福音館書店」サイトの具体的な活用法

1. 「あの名作」の背景を知る
自分が子どもの頃に読んでもらった思い出の絵本が、どのようにして生まれたのか。作家さんのインタビューや制作秘話などが掲載されていることがあり、それを知った上でもう一度わが子と読むと、感動もひとしおです。

2. 「月刊絵本」のラインナップを見る
「こどものとも」「かがくのとも」など、年齢別に毎月発行される月刊絵本のラインナップをチェックできます。定期購読を検討する際の参考になるのはもちろん、書店では見落としがちな「隠れた名作」に出会うきっかけにもなります。

「良い絵本とは何か」という問いに対する一つの「答え」が、この出版社のラインナップには詰まっています。

「福音館書店」の公式サイトはこちら

ポプラ社

『かいけつゾロリ』シリーズや『おしりたんてい』など、子どもたちが夢中になるエンターテイメント性の高い作品を多く出版しているのが特徴です。もちろん、心温まるクラシックな絵本も数多く手がけています。

▼「ポプラ社」サイトの具体的な活用法

1. 子どもが「本好き」になるきっかけを探す
「うちの子、あまり本に興味がなくて…」と悩んでいるパパ・ママは、ぜひポプラ社のサイトを覗いてみてください。子どもがワクワクするような人気シリーズや、キャラクターものの絵本情報が満載です。読書の「楽しさ」を知る入り口として最適です。

2. 「ポプラ世界名作童話」などをチェック
エンタメ作品だけでなく、『ピーターラビット』や『クマのプーさん』といった、世界中で愛されるクラシックな名作童話のシリーズも充実しています。子どもが少し大きくなって、物語の世界を深く楽しめるようになってきたら、これらの名作に触れさせてあげるのも良いでしょう。

「読書の楽しさ」を教えてくれる作品群が魅力の出版社です。

「ポプラ社」の公式サイトはこちら

講談社えほん通信

総合出版社である「講談社」が運営する、絵本専門の情報サイトです。講談社は「講談社絵本新人賞」を主催するなど、新しい才能の発掘にも力を入れており、斬新でユニークな作品に出会えるのも魅力です。

▼「講談社えほん通信」サイトの具体的な活用法

1. 注目の「新作」や「新人作家」をチェック
「定番もいいけど、何か新しい、面白い絵本はないかな?」という方におすすめです。新人賞の受賞作や、今話題の作家さんのインタビューなど、絵本界の「今」を知る情報が豊富です。新しい感性に触れたいときに役立ちます。

2. 幅広いジャンルの絵本を探す
総合出版社ならではの強みとして、物語絵本だけでなく、図鑑や学習系の絵本、キャラクター絵本まで、非常に幅広いジャンルをカバーしています。「このジャンルなら講談社」といった得意分野を見つけるのも楽しいかもしれません。

伝統と革新の両方を感じられるラインナップが特徴です。

「講談社えほん通信」はこちら

購入から体験まで!本屋さん・美術館・その他

情報を得たあと、「どこで買うか」「絵本の世界をもっと深く体験したい」というときに役立つサイトです。

紀伊國屋書店ウェブストア

言わずと知れた、日本を代表する大手書店「紀伊國屋書店」の公式オンラインストアです。実店舗の運営で培われた「本のプロ」としての信頼感と、専門性の高い品揃えが魅力です。

▼「紀伊國屋書店ウェブストア」の具体的な活用法

1. 「プロの選書」を参考にする
サイト上では、書店員さんがおすすめする「特設コーナー」や「フェア」が頻繁に組まれています。これは、長年店頭で読者の動向を見てきた「本のプロ」による選書です。AIやアルゴリズムでは出てこない、温かみのある「思いがけない一冊」との出会いが期待できます。

2. 洋書(英語の絵本)を探す
紀伊國屋書店は、洋書の取り扱いにも強みがあります。「子どもに早いうちから英語に触れさせたい」というパパ・ママは、海外の美しい絵本(原書)を探してみるのもおすすめです。日本語版と見比べてみるのも楽しいですよ。

信頼できる「街の本屋さん」のオンライン版として、安心して利用できるサイトです。

「紀伊國屋書店ウェブストア」はこちら

Amazon.co.jp (本・絵本カテゴリ)

世界最大級のECサイト「Amazon」の書籍カテゴリです。その魅力は、圧倒的な品揃え、スピーディーな配送、そして膨大な数の購入者レビューにあります。

▼「Amazon」の具体的な活用法

1. とにかく早く、確実に手に入れる
「子どもが急に『あの絵本が読みたい』と言い出した」「プレゼント用に明日までに欲しい」といった緊急のニーズに応えてくれるのがAmazonの強みです。在庫の豊富さと配送スピードは他の追随を許しません。

2. 「あわせ買い」や「関連商品」をチェック
「この絵本を買った人は、こんな絵本も買っています」というレコメンド機能は、自分の好みとは違う視点からの「新しい出会い」を提供してくれます。「絵本ナビ」のレビューと「Amazon」のレビュー、両方を見比べることで、より多角的に絵本を評価できるでしょう。

利便性を追求するなら、欠かせない選択肢の一つです。

「Amazon.co.jp 本・絵本カテゴリ」はこちら

安曇野ちひろ美術館

最後は、絵本作家「いわさきちひろ」さんの作品を展示する「ちひろ美術館」の公式サイトです(長野県の安曇野と、東京の練馬にあります)。ここは、単なる情報サイトではなく、絵本の「芸術性」や「世界観」に深く触れることができる場所です。

▼「ちひろ美術館」サイトの具体的な活用法

1. いわさきちひろの世界に触れる
淡い色彩と優しいまなざしで描かれた、ちひろさんの子どもの絵は、多くのパパ・ママの心に響くものがあるはずです。サイトで作品の一部を見るだけでも、子育てで忙しい心がふっと癒されるのを感じるかもしれません。

2. 企画展の情報をチェックする
ちひろ美術館では、いわさきちひろさんだけでなく、世界中の優れた絵本作家の原画展が開催されています。サイトで企画展の情報をチェックし、もし興味のある展示があれば、実際にお子さんと足を運んでみるのは最高の体験になります。「本物のアート」に触れることは、子どもの感性を豊かに育むことでしょう。

絵本を「情報」としてだけでなく、「アート」や「心の癒し」として捉え直すきっかけをくれるサイトです。

「安曇野ちひろ美術館」の公式サイトはこちら

まとめ:信頼できるサイトを活用して、絵本ライフをもっと豊かに!

今回は、絵本選びや子どもの読書活動に役立つ、信頼性の高い「優良サイト」を10個、厳選してご紹介しました。

それぞれに特色がありましたが、共通しているのは、どれも「子どもたちに良い本を届けたい」という強い想いを持って運営されている点です。

これらのサイトを上手に使い分けることで、あなたの絵本選びは、もう「何となく」や「迷い」から解放されます。確かな情報と、多くの人の「生の声」を参考にしながら、自信を持ってわが子に最高の一冊を選んであげられるようになるはずです。

ぜひ、これらのサイトを「頼れる相談相手」として、あなたと、そしてお子様の素晴らしい絵本ライフにお役立てください。